ニーハオカフェホテルの朝ごはん

ホテルとしてはイマイチ感満載のニーハオカフェホテルだけど、

カフェスペースはなかなか雰囲気が良くて、ここで朝食を食べるのを楽しみにしていた。

ちょっと驚いたのは、朝食の席に着いた宿泊客のほとんどが日本人だったこと。

私のほかに、女子旅らしき5人組と両親と娘といった3人組が日本人。

唯一、男性ひとりで座った方が、台湾人か中国人だった。

ガイドブックなどにもあまり載っていないと思っていたのに、こんなに知られていたのか。

カフェスペースの端っこでは、ポストカードや缶バッチなどの雑貨の販売も。

ポストカードには惹かれたけど、案外、ポストカードって使わないので、

家にある在庫を思い浮かべて、買うのは思いとどまった。

英語併記のメニューは有難い。

さて、何を頼もうかな。って、実はもう決まっていた。

ここはやっぱり、『台灣人早餐(Taiwanese Breakfast)』を食べたい。

アジアで『朝食にお粥』というのはよく聞くけど、

そういえば、台湾でお粥を食べたことはないから楽しみだ。

79元で好きなドリンクがプラス出来ると書いてあったので、バニラ・ラテもオーダー。

(ところが、お会計をしてみると合計で300元だった。

 ということは、ラテのお値段は40元。160元 → 40元 なのでかなりお得!)

タロ芋が入ったお粥はかなりボリューミーで、お粥だから消化は良いだろうけど、

これはお腹いっぱいになる。

焼き魚は、少しだけピリっとスパイシー。お塩とすだちで食べるというのもありそうでない。

箸休めなのか、お粥に入れるのか、台湾伝統の小菜4品は、

ガーリックの効いたマッシュルームが一番美味しかった。


ところで、ニーハオカフェホテルの宿泊者用サービスのひとつが、この廊下の先にある。

ティーバッグのお茶とお菓子、ミネラルウォーターのボトルは無料。

冷蔵庫の中のコーラやビールは有料だけど、

コーラが30元、ビールが40元と、スーパーと変わらないお値段。

アメニティも置いてあるので、足りなくなったらここでもらうことが出来る。

真ん中のピンクのパッケージ、たぶん粉末のミルクティーだと思うんだけど、

お試しにもらってこようと思っていたのに、忘れてしまったのが残念。

お菓子はあまり惹かれるものがなかったけど、けっこうすぐになくなってしまうようだった。


カフェとしてのニーハオカフェホテルは、知る人ぞ知る穴場と言った感じで、

営業時間中は混まない程度にいつもお客さんがいて、しかも、パソコンなど持ち込んで、

けっこう長居している様子。

こういう使われかたをしているカフェは好きだ。

ラテも美味しかったので、もう少しゆっくりカフェを利用すればよかったかな、と思う。

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